ルイ・フェロー(Louis Feraud)のストレート・チップ



写真の靴はルイ・フェロー(Louis Feraud)ではありません。

ルイ・フェロー(Louis Feraud)のストレート・チップ-靴-を買うのには勇気がいった。
洗練されすぎたラテン系がつくりだす、アングロサクソン向けのフォルムが自分の足に合うのか?
テメェの経済的に見合っているのか?
この商品は次、いつ出会えるのか?手に入るのか・・・?

それが銀座の西武に1991年にあった。見つけてしまった。

とにかく履いてみてピッタリで、買っておいた。当時は信じられない金額だった。
しかも数日前にオーストリアのスキーチームのヤッケを祖父の代からよく知る好日山荘でようやく入手したばかりだった。

パーティーに出かけ、撮影のときにも履いていった。クルマのペダルを踏むのもスポーツカーから高級セダンのほうが似合った。やがて高級ブランド品の服飾デザイナーになるYが修行のため、パリへ旅立つときにこの靴で見送りにいた。
ルイ・フェロー(Louis Feraud)のストレート・チップは、そんな靴だった。シューキーパーも、Kiwiもしっかりとしたものを買った。
その靴を買った店は今は、ない。
そして、靴ももうない。

時代を象徴する靴であり、いまだにこのストレートチップ以上に美しい靴を見たことがない。

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