熊“ツキノワグマ”に出会った話 人生3度目


令和元年11月3日は人生で3度目、ツキノワグマに遭遇した日となりました。

因みに、これまで一度も被害にあったことはありません。

初めて行き会ったのは1995年の夏、霞沢岳へ登攀途中の朝8時半ごろ、登山道上です。山頂から樹林帯に入ったけもの道(と思われる?)と交差した登山道で後ろを向いて熊がウンコをしていました。彼が立ち去った後には黒くて緩めのべっちょりウンコが湯気を立てておりました。彼は樹林帯へ消えてゆきました。

2003年、二度目は深夜2時頃、初秋の下仁田の住宅街で鉄の柵のようなもので覆われた、ゴミ集積所で犬かな~(?)と窓を開けたまま車で近づき懐中電灯で照らすと、彼はこっちを振り向き、むくッと立ち上がり「なんですか~!?」とこちらを見つめていたのでした。なんだか申し訳ないので「あはは、ゴメンゴメン、クマか」と立ち去り、車を止めて後ろを見ると「ちっ、見られちまった」とばかりにのそのそと立ち去って(?)ゆくところなのでした。

そして今回、妻、息子とで夜8時頃、甲斐犬の散歩を信州のキャンプ場に隣接した道路でしていると傍らの斜面の森の中からカタッ、トンと音がしたので振り向くとヘッドライトの光の15mほど先の樹々の間からオレンジとクリームを混ぜたような二つの目玉が真っすぐこっちを伺っていました。一応、クマよけのスプレーと、ヘレナイフ、を腰に携帯していましたが、一頭で臆病そうにも思えたので犬のリードを話すこともせず、皆でそっと立ち去りました。少し離れたところでワイワイガヤガヤし始めました。妻は気づかず、息子は私と一緒に彼の目玉を照射したのでした。犬は道路上のクンクンに夢中でやはり気づきませんでした。息子がなあにあの目玉はというのでフクロウだと思う?クマだと思うときくと「クマだったよ」といったのでした。